トップエンジニアまでの軌跡

23歳"たむとも"です。起業という夢を叶えるまで投稿します。

TECH::EXPERTでの2ヶ月半を振り返る

 


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2ヶ月半TECH::EXPERTで学習してきました。

ここまでをストーリーっぽく書きました。長いです。

 

『テーマ』

・スピード感への意識

・アウトプットの大切さ

・ライバルの存在

・楽しむこと

 

この辺に注目してもらえらばと思います。

 

 

通うと決めたきっかけ

自分の事業をやめて、普通の就職活動をしてた、2019年9月。

こんなもんなのか、普通でいいのかと感じていた。

 

そんなある日、まこなり社長のyoutubeでエンジニアという道があるということと、TECH::EXPERTの存在を知った。

当時(今も)貯金は1円もなく、受講料60万円というとてつもない額にひるんだが、

迷っている暇があったら、やってみようと思い、飛び込む決意をした。

 

通うまでの2週間

無料カウンセリングをしてもらい。ついに入学日が決まった。

自分は、大学中退で学歴もない。実際に就職した経験もない。このまま飛び込んでしまっては意味はない。

と感じたので、事前学習として2週間、progateというサイトでHTML、CSSRubyRailsだけを徹底的に勉強した。

はっきり言って当時は、全てを理解できていなかったが、後になってこの事前勉強は役に立った。

まったくの無知よりかは、こんなのあったなと感じることができたからだ。

何事も予習、復習は大切だということ。

 

初週の爆速

前置きが長くなったが、ここからついに入学(キックオフ)

やる気に満ち溢れていたし、負けたくないという気持ちも前面に出した。

とりあえずの目標として、まずはスピードを落とさずにカリキュラムを終わらせること。

早めに個人アプリの実装に取り掛かることで、周りと差をつけようと思った。

 

実際に勉強に取り掛かる。とにかくスピード学習を続けていた。しかし、隣の同期の受講生のパソコンをそっと覗くと、同じくらい進んでいた。

このままではやばい、必死にコーディング。隣もついてくる。必死にコーディング。隣もついてくる。の繰り返し。

気がつくと、HTMLとCSSの3日ほどで終わらせるカリキュラム。1日で終わっていた。

 

今ではその同期、O君とは、お友達であり、いいライバル。

 

それからも、スピードを意識して、カリキュラムを進め、2週間の基礎カリキュラムを半分の1週間で終わらせることができた。

 

アウトプットモンスターの誕生

スピードだけを意識していても、まったく頭に入ってこなければ意味がない。

そこで、"アウトプット"をテーマに掲げた。ここでいうアウトプットとは、発信すること。

カリキュラムを進めながら、同期の受講生と積極的にコミュニケーションをとった。

そして、自分が理解していることを、頼まれてもないのに教えた。これがアウトプットの始まりだった。

人に教えることが最高のアウトプットであるとそこで気づいた。そしていつの間にか、知識も身についていた。

自分一人で勉強してても飽きてくることや、もともと人と話すのが大好きな性格もいい方向に傾いたのだろう。

 

最強のライバル現る

基礎カリキュラムを終わらせ、応用に入った頃の話。スピード感を意識して、カリキュラムを進めていたこともあり、周りの人たちに"先生"と慕われるようになっていた。今思えば、少し天狗になっていたかもしれない。

そんなとき、自分よりも遥かに先のカリキュラムを進める男がいた。その名はU。

TECH::EXPERTでは同期の進捗度がわかるのだが、彼は、期の中でずば抜けていた。私が、進捗度180%(これでもかなり早い方)に対し、彼は300%近い進捗度だった。

そこで私は、彼と直接話すことにした。見た目は金髪ヤンキーみたいなやつだったが、話してみると、腰の低い、本当にいい人だった。そして同い年ということもわかり、すぐに意気投合できた。

 

そこからというもの、学習中わからないとこがあれば、彼にアドバイスをもらいに行く、という動きをひたすら繰り返した。できる人から盗むことが一番手っ取り早い。とにかく聞いて、聞いて聞きまくった。

 

アウトプットモンスターの覚醒

Twitter、ブログ、人に教えて回るなど、アウトプットをテーマに掲げていた私だが、ついに大きな行動を起こす。それが勉強会の開催だ。TECH::EXPERT短期スタイルの場合、土日は自宅学習となる。それがもったいないと感じた私は、同期全員に声をかけた。

「みんなで会場借りて、一緒に勉強しないか。」と

するとありがたいことに、当日、30名を超える同期が集まってくれた。

そしてみんなから質問や不安なところをピックアップし、それを私が前のホワイトボードで解説をした。

今覚えば、なんて偉そうなんだと思うが、最高級のアウトプットになったし、参加者からも感謝の言葉をたくさんいただけて、よかったと感じる。教室にいる時には、他チームとのコミュニケーションをとる機会も無かったのもあり、この勉強会により、64期全体が仲が良くなり、とてもいい雰囲気になったのではないかと思う。

 

壁を乗り越えろ

ここまで、順調に進めていたカリキュラムも、後半に入ってくると、壁にぶつかる。

非同期通信、インクリメンタルサーチ、自動更新機能(Ajax)だ。これらは、とても難しく、同期の中では"魔の三大カリキュラム"として恐れられたほど。

楽しかったプログラミングも、ここだけはかなりメンタルがやられた。しかし、そんな不安はすぐに解決した。閃いたのだ。アウトプットすれば良いと。

私は余裕を持ってカリキュラムを進めていたこともあり、時間があった。そこで、Qiitaというエンジニアのための投稿サイトに、3つのカリキュラムに関して、記事を投稿した。

そこでこだわったのが、できるだけコード1行1行にコメントを書くこと。

実際にコードが打てるようになることよりも、このコードは何を意味しているのかを理解することが大事だと考え、ひとつひとつしっかり解説を書いた。それにより、あんなにわけのわからなかったコードも、しっかりと理解することができた。

 

個人アプリ

カリキュラムも予定より2週間ほど早く終わり、個人アプリの開発期間に入った。

今まで作ったものは、ブログアプリ、写真投稿アプリ、チャットアプリだが、それと似たようなものを作っても仕方がない。と考えた私は、ゲームを作ろうと考えた。

ゲームと言っても、簡単なものしか作れないと思ったので、いわゆる"指スマ"のアプリを作成することにした。ルームを作って二人で対戦するようなアプリだ。

 

カリキュラムと違い、誰にも頼れない。難易度は高かった。でもそれ以上に楽しかった。やっぱり0から作るのは楽しい。エラーでさえも楽しめるようになっていた。これが個人アプリの面白さ。

答えは自分で見つけないといけないので、個人アプリの開発が最も成長できると私は思う。

 

ライバルとの共同開発

個人アプリの開発も1週間ほどで終わり、2つ目のアプリを作ろうと考えていた時に、TECH::EXPERTのメンターさんから、ある一言「U君(最強のライバル)と二人であぷりつくっちゃえば?」と。

そもそも個人アプリの開発期間に、共同でアプリを作るなんて考えもしなかったので、驚いたが、これはやらない理由がないと考えた。なぜなら、盗めるから。同期の中でトップの人間と共同開発をできるなんて、それ以上のことはないと思い。こちらからU君にお願いすると、快諾してくれたので、早速取りかかった。

 

さて、何を作るか。私は冗談半分で二人の共通の趣味である「ポケモン」と言った。

「じゃあそれで!」 と、まさかの展開で、ポケモンを作ることになった。

せっかくの共同開発だし、誰もやったことないことをしたいとは思っていたが、難易度のイメージもわかないまま、開発に取りかかった。

 

カーソルで主人公を動かす。ポケモンセンターに入ってガチャを引く。草むらに入ると一定の確率でバトルに移行する。相手と自分の攻撃力と体力で計算して戦える。

いろんな機能をつけるために、そして、ライバルにおいていかれないように、がむしゃらにコードを打ち続け、10日ほどで無事に完成した。

そこで思った。作れないものはない。

時間はかかるかもしれないし、最短で作れるわけではないけれど、頭の中でイメージしたものは大体実装できる。そう感じることができた。

ここでプログラミングの本当の面白さに気づけたような気がする。

 

そして、この時だけは、ライバルに肩を並べることができたと、ちょっとだけ思った。

 

チーム開発の始まり

個人アプリの発表会も終わり、ついに最終課題に取り掛かる。

メルカリのクローンサイトの作成だ。

 

チームが発表された。周りの10チームは5人で構成されたチームなのに対して、我々のチームのみ4人だけ。これは衝撃的だった。ほとんど話したことのないメンバーで、少し不安があった。

ありがたいことにスクラムマスターという全体の調整役に任命していただいた。

 

私はチームの主なテーマとして、3つ提案した。

一つは、コミュニケーション。チームでやっているので、一人で抱え込むのはやめてほしい。人と接することで、私は成長してこれたのでこれを伝えた。

二つ目はスピード。カリキュラムを早く終わらせたことで、得したことが多くあったので、余裕をもって開発できるよう、スタートダッシュを決めていこうと。

三つ目はポジティブ。当たり前のことだと思うが、できていない人が多い。マイナスの感情を持っている人とはだれも一緒にいたいとは思わないし、生産性も著しく低下する。

 

1人少ないチームだったが、終わってみれば、他のどのチームより、早く完成させることができたし、最後まで明るい雰囲気で開発ができた。

チームメンバーには、本当に感謝している。

 

※詳しい内容は、前回のブログに書いてあるので、そこをみてください

 

卒業

無事、TECH::EXPERTを卒業することができた。

終わってみればあっという間の2ヶ月半。楽しかった。

 

今現在は、就活をしている。

そして、それと並行して、同期の仲間4人(ライバルU君含む)でグループを作り、お客様から案件をいただき実際にwebアプリを開発をしている。

2年以内に、成長したこの4人で会社を立ち上げる。これが今の夢。

 

 

まとめ 

こんなに長い文章を読んでいただき、本当にありがとうございました。

このブログをみて、何かの励みになったり、私自身を知ってもらう機会になれば幸いです。

 

ちなみに、こんな長文を書いたのは、初めてです。(4254文字)